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体組成

筋肉には、体を動かす、姿勢を保つ、エネルギーを消費するなどの役割があります。


私たちの体は約400個の筋肉(骨格筋)で構成され、体全体の約4割を占めます。それぞれの筋肉は筋線維が何万本、何十万本と束になっており、これらが協調して収縮することで体が自由自在に動くのです。まっすぐ立つことができるのも筋肉の働きによるもので、全身の筋肉が弱まると、良い姿勢を保ったり歩くことも困難になります。つまり、筋肉は体を動かす原動力なのです。



 
基礎代謝は、生命を維持するために必要なエネルギーで、通常1日の総消費エネルギーの約70%を占めます。基礎代謝量が多い人は脂肪が燃えやすい体、少ない人は脂肪が燃えにくい体と言われます。基礎代謝は筋肉を中心に消費されますから、同じ体重でも体脂肪率が低く筋肉量の多い人の方が基礎代謝は高くなります。


基礎代謝が高い燃えやすいタイプ 基礎代謝が低い燃えにくいタイプ
筋肉の多いアスリート型の人は燃料(脂肪)をどんどん消費するフル活動の工場 筋肉の少ない肥満の人は燃料(脂肪)たっぷりなのに少ししか使わない半休業状態の工場



 
 
基礎代謝は、18歳前後をピークとし、その後は徐々に減っていきます。加齢によって筋肉が衰えて減少していくのです。筋肉量が減るとエネルギー消費が減るため、脂肪が蓄積しやすくなり、さまざまな病気の原因にもなります。


 

筋肉量を増やすことが有効です。ウエイトトレーニングなどで負荷をかけると筋肉は発達し、量を増やすことができます。日常生活でも積極的に体を動かしましょう。肉、魚、大豆製品、乳製品などをバランスよく摂ることも心がけてください。





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